一般的にチャクラはあるものとして知られていますが、ヨーガではチャクラはもともとありません。現在発見、研究されているどの文献にもチャクラはあると書かれてはいません。
なので、チャクラが見えない、感じられない、わからないという方もご安心を。ヨーガの文献にでさえ「ある」なんて書かれていないのです!感じられない、わからないのは当然なんです。
逆に「ない」チャクラをどうやって整えるの???。それには想像力が大切。その場所に対応するチャクラを「イメージ」していきます。何もないところに「チャクラをイメージ」するのは難しいです。そのために、蓮の花の枚数や色、文字があるのです。
7つのチャクラを整えるときはできれば第一チャクラ(ムーラーダーラ)、下から順にしていくのが理想です。座り方は半分の達人坐(アルダシッダーサナ)、達人坐(シッダーサナ)、半蓮華坐(アルダパドマーサナ)、蓮華坐(パドマーサナ)など。お尻にブランケットやクッションなどを敷くと安定します。また、イスに座ってもOK。しっかりと下半身を安定させ、身体のどこえも変な緊張やこわばりを手放します。軽く瞼を落としてゆったりとした呼吸を始めていきます。意識しなくても呼吸がしやすくなった状態になったらスタートです。チャクラの場所を注意深く意識していきます。
第一チャクラ
ムーラダーラチャクラをイメージしていきます。
注意を向ける身体の場所は女性は膣口、男性は肛門から2cm前の部分
赤色の4枚の花弁の蓮の花イメージ
第二チャクラ
スワディシュターナチャクラをイメージしていきます。
注意を向ける身体の場所は丹田
橙色の6枚の花弁の蓮の花をイメージ
第三チャクラ
マニプーラチャクラをイメージしていきます。
注意を向ける身体の場所はおへそ
黄色の10枚の花弁の蓮の花イメージ
第四チャクラ
アナーハタチャクラをイメージしていきます。
注意を向ける身体の場所は心臓
緑色の12枚の花弁の蓮の花イメージ
第五チャクラ
ヴィシュッダチャクラをイメージしていきます。
注意を向ける身体の場所は喉
青色の16枚の花弁の蓮の花イメージ
第六チャクラ
アージュニャーチャクラをイメージしていきます。
注意を向ける身体の場所は眉間
藍色の2枚の花弁の蓮の花イメージ
第七チャクラ
サハスラーラチャクラをイメージしていきます。
注意を向ける身体の場所は頭頂(百会の場所)
白や紫の1000枚の花弁の蓮の花イメージ
いつでも簡単にできる整え方をご紹介しました。チャクラ(車輪)なのになぜ蓮の花(パドマ)をイメージするのか。。。これにも理由があるんです。この話もまた別のときに。。。